閣議決定に抗議する。

安倍政権は、7月1日、集団的自衛権の行使容認などを明記した解釈改憲を閣議決定しました。


集団的自衛権は、自国ではなく、他国が武力攻撃を受けたときにも武力行使をすることができるとするものであり、まさに日本は、戦争を放棄し、戦力の不保 持、交戦権の否認を明らかにした憲法9条の下で、戦後70年近くも、海外で武力行使をしなかったし、人を殺しも殺されることもありませんでした。しかし、 奇しくも60年前に自衛隊が発足した今日7月1日、日本は、戦争ができると共に戦争に巻き込まれる危険が高い国へと大きく舵を切ったのです。


すなわち、閣議決定では、「我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の権利が根底から覆される明 白な危険がある」場合には、武力行使ができるとしたのです。これは、明らかに憲法9条に反する解釈です。これまでの政府がとってきた憲法解釈にも反するも のです。安倍政権が、どんなに「限定的」と言おうとも、集団的自衛権の行使を認めることに変わりはないし、いつかは「無限定」になることは、これまでの政 権、とりわけ安倍政権がしてきたことからしても明白と言えます。


しかも、このような憲法の解釈変更を、主権者たる国民に問うこともなく、閣議で決定するということは国民主権に反しますし、憲法99条で憲法尊重擁護義務 を負う閣僚が絶対に行ってはならないことです。にもかかわらず、安倍政権が、集団的自衛権の行使容認などを明記した解釈改憲を閣議決定したことは断じて許 せません。日本国民は「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意し」(憲法前文)たのです。平和を守り、戦争に反対する私 たち国民は、もう黙っとれんのです。激しい怒りをもって、安倍政権に抗議します。


「直ちに、閣議決定を取り消せ!」、「憲法を守れ!」、「平和、自由、いのちを守れ!」そして「安倍政権は退陣しろ!」と心の底から叫びます。


2014年7月1日


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